事業承継
先日、関学の大先輩である長谷川先生から事業承継に関する著書の謹呈を受けました。
村上が弁護士登録当初から関わってきたのは事業再生で、もちろん村上・新村法律事務所の得意分野なのですが、対象となる企業、事案を整理していく考え方、問題を解決していく手法等々、事業再生と類似するところがあって、ここ10年は相続対策も含めた事業承継に関する相談を受けることも多くなり、現実にM&Aを含めこれに関する受任も増えてきました。
ちなみに、画像は、村上・新村法律事務所の福知山オフィスを開設した直後である平成25年のチラシ。
少々荒いのは、古いものなので、ご容赦いただくとして、真ん中でため息をついているのは、ハライスギ(払い過ぎ)といって、村上・新村法律事務所のマスコットです。
うちの事務所のロゴをつくってくれた漫画家志望の「山田こたつ」君に考えてもらったもので、サラ金に対する過払い訴訟全盛期に「カバライダー(善玉)」に対する「悪玉(ハライスギ)」として誕生しました。
本来、悪役なのですが、村上は実はウルトラマンよりも怪獣の方が好きだったりして、その関係でハライスギの方がマスコットとして重宝されています。
で、このハライスギがため息をついている理由が、左下の息子。ハライスギ息子としては、ハライスギ親父の事業を事業承継により生前相続しようと、やる気満々なんですが、少し不安な父親を表しています。
振り返ってみると本当にうまくできたチラシだと思いますが、実はこのチラシそれほどヒットしませんでした。
幾つか理由は考えられますが、実は、冒頭の長谷川先生の本の中にも、その答えの1つが書かれてありました。
少し、ネタバレになりますが「相続対策を含めた事業承継が活性化しないのは、黒字といわれている事業が実は赤字で、なのにそれを黒字のように見せ掛けているのは、創業者である代表やその妻達が寝る間も休みも返上で低コストで働いているからで、そのような苦労を子や孫にもさせたくもないのではないか。」という、ご指摘でした。
そう考えるとハライスギ親父のため息の意味も、ちょっと意味が違ってきたりして、このチラシから8年、村上も何かと経験し、幾つかわかってきたこともあるような、、、、、
とはいえ、 村上・新村法律事務所では、常に進化していく事業承継についても、日々研鑽を積み上げていますので、事業再生や相続対策も含めた事業承継についてのご相談があれば、アポイントの上、村上・新村法律事務所の弁護士までご相談ください。
それから、大阪、川西池田、福知山の各オフィスでグーグルマイビジネスを始めました。
たまに更新しますので、遊びに来ていただければ幸いです。
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